その女、３１歳。出会いアプリpoiboy（ポイボーイ)を巧みに使い、僕の前に現れる。〜年下好きアラサー男が年上女と遊んだらこうなった〜

プロフィール写真を見て、「あ、かわいい」と思ったときに僕はもう負けていたんだと思う。

目の前に現れたのは、数枚のプロフィール画像からは想像できない程に劣化し始めている女。

なぜ、女という生き物は

「これがホントのワタシ(^^)!!」と言わんばかりに奇跡の一枚を平気で載せるのだろう。

それらは「お前」ではなく、お前という被写体を使った「作品」ではないか。

おっと興奮してしまった。話を戻そう。

顔の造りは美人だと思う。

しかし、いかんせん肌が汚い。

どんなに塗っても肌荒れは隠せない。毛穴open!!

この荒れ方は、おそらく睡眠不足からくるものだろう。

ワインが飲める店が良いという事前ヒアリングの下、用意しておいたイタリアンのお店にて女の態度は「女」ではなかった。

「ガハハ」という笑い声、デカイ声でセックスだのオナニーだの連呼し始めたあたりで、僕は思考を切り替えた。

今は女性を相手にしているのでは無い。

目の前にいるのは上手くいけばオナホ代わりにできるかもしれない安価な消耗品だ。

しかし何より僕を疲れさせたのは、断定的なプロファイリングであった。

これまでの経験値からくる自信なのか。

「真面目で経験人数すくなそう」

「たぶん結構Sでしょ？」

「草食系だよねー？」

「部屋にモノ少なそう」

僕は性格的に内面を探られることをすごく嫌う。

内容が合っていようが合っていなかろうが、断定的に内面的なことを言われるとその言霊に引っ張られて、自分の思考の選択肢が大きく減る気がして非常に気分が悪くなるのだ。

こういう攻撃的なプロファイリングをする女は重度のメンヘラである可能性が高い。僕は警戒心を強めた。

「あ、いまバリア張ったでしょ？」

メンヘラはいつでも相手の深層心理に敏感である。

その後も矢継ぎ早に発せられるプロファイリングに適当に相槌を打っていたら、

「あんま私に興味ない？質問してこないじゃん。」

な　　ん　　だ　　と　　？？

お前そんだけ自由に奔放に好きなことを喋りまくり、なかなかに当たっていないプロファイリングを自信満々にしまくり、挙げ句の果てに出たセリフがそれなのか年増。しかも質問したのにそれを打ち消して質問してきたよな？しかも１回や２回じゃねーぞ年増。しかも喋りながら何度もスマホみてたよなぁー誰と連絡してんだ年増。poiboyのピンクい画面みえたぞ年増。

「いやぁそんなことないよ」から始まる、僕でなくても誰でも返せる適当な当たり障りのない言葉を投げたら

「いや、でも、

私は最初は喋らせてくれる方がいい＾＾」

とか言い始め、

コイツめちゃくちゃ頭悪いんだろうなと思いつつも、たぶん結構気に入られたんだろうなと。

その後、向こう主導にて服を着たまま体を絡ませ、舌を絡ませるとこまでいき

今日はここまでだと頑なだったので面倒になって「あぁ..」みたいな感じで相槌打ちつつ送り届けて解散。

感想：　本当に疲れた。

これまでに何度か３０オーバーの女性と遊んだことがあるのだが、

やはりそれぞれ２０代の子には無いクセがあったと思う。

共通する特徴は

・性欲が強い（大抵ふってもいないのに下ネタを話し始める。）