まるのブログ

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「読書という荒野」を買うという荒野。

バカ売れしている「お金2.0」著者である佐藤航陽氏が経営する会社メタップスのサービス『タイムバンク』とかいう自分の時間を売ったり買ったりできるサービスがあって、株式市場のようにタイムバンク内で自分を上場させる事ができるのだけれど、そこで時価総額上位に食い込む箕輪という男。無名の彼が何故その位置にいるのかというと、編集者である彼が手がけた本がバカ売れしているのが一つの要因で、僕も数冊読んだが内容に間違いはない。そんな彼がツイッターやら自身のオンラインサロンやなんやらで宣伝しまくっている「読書という荒野」は上司というか自分が所属する幻冬舎の社長:見城徹が著者で編集が自分でステイクホルダー過ぎだろうと思いつつも僕は興味津津で買うことを決めた。ちなみに「お金2.0」の編集を手がけたのも箕輪氏でありステイクホルダーの相乗効果というのは計り知れないと思い知らされる毎日である。(結果的にステイクホルダーになった感、、まぁどうでもいいか。笑)

ルミネカードを使ってルミネで買えば5%オフになるからと、僕は大宮ルミネ1のブックファーストに走った。見城見城見城見城、、、、綺麗な服を着た女性達の間をすり抜け、ようやくビジネス書のコーナに辿り着くも、無い。全く無い。は??なんなんだ何を考えているのだブックファースト大宮店よ。紀伊国屋だったり三省堂だったりの大手ではNewsPicksコーナーが特設されていて盛り上がりを見せているのにここは通常営業ではないか。確かにルミネというところは独身小金持ちアラサーがターゲットでファッションと食べ物とダイエットにしか興味がない生物のための小売店なのかもしれないが、売れてる本をなおざりにするというのは如何なものだろうと腐りながら新刊コーナーをチラ見したら、、あるやんけ。ポツンと。他の本に押し込められてるカタチで。そんな狭くて暗いところにいたんすか見城さん!!!

すぐに助け出し、レジに配送。これでバッチリ5%オフである。計算したら75円ぐらい。そんなコーラも買えない金額分のトクでこんな苦労するなんて不合理もいいとこである。「本にカバーはおかけしますか?」いやいやいや、しなくていいからそんなこと。カバーがあると僕が「読書という荒野」とかいういかにも意識高そうな本を読んでいることを電車やカフェにいる人達に広める事ができないではないか。秒速で断りを入れ、分速で帰宅。

デスクにつき、本を開く。ページをめくる。

ここから荒野は始まる。

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-fin-